ハーバード大学の研究グループの発表によると、ALS患者のオメガ3脂肪酸、特にアルファリノレン酸 (ALA)の血中濃度が高いほど、研究期間内の病気の進行が遅く、死亡リスクが低いことから、アルファリノレン酸を多く含む食事とオメガ3脂肪酸の血中濃度の上昇が、ALSの発症リスクを低下させる可能性があることがわかりました。
既に、オメガ3脂肪酸は様々な健康上の利点があることが知られていますが、これを多く含む食品を食べるALS患者が、体力の低下が遅く、生存率が伸びる可能性があることを、この研究で発見されました。
アルファリノレン酸は亜麻仁、クルミ、チア油、キャノーラ油、大豆油に多く含まれます。
オメガ3脂肪酸を含む食品は体で主にどのような働きをするのでしょう?
*ホルモンを作る
*細胞膜を作る
*遺伝子機能の調整をする
*炎症と免疫反応の調節をする
*中枢神経を健康に保つ
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2023年7月17日 Yukari Hakansson