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[ 英国/ アイルランド ] ALS診断を受けたあとの活躍:ギネス記録へチャレンジ

2022年3月17日に英国とアイルランドの国籍を持つマークオブライエンさんの世界はたった3文字(ALS)の言葉で大きく変わってしまいました。しかし、その後の数ヶ月の落ち込みの後に彼は医療者やスポーツ界が驚くプランとともに”落ち込み地獄”から戻ってきました。2023年9月24日最長オープン水泳でノンストップ、補助なしのALS生存患者としてギネス世界記録を打ち立てたのです。11kmを5時間23分で泳ぎ切りました。最後の1.5kmは三人のお子さんと一緒に泳ぎました。このマークさんの活躍はBBC放送などマスコミにも取り上げられ、MND協会(註1)に25,000ポンドの寄付が集まリました。

現在まで、、、疾患進行の中。しかし、次のチャレンジに挑むそうです。マークさんは自分が頑張って、人々の疾患のことへの理解を深め、協力を得られれば役に立てると考えているそうです。

もうすぐ、2024年9月1日、一日で二つのギネス世界記録達成に向けて彼のチャレンジが行われる予定です。

50メーター自由形水泳 ロンドン 9:00

100メーター自由形水泳 ダブリン/アイルランド 16:30

頑張れ! マークオブライエンさん!!

註1MND協会( MNDA: Motor Neuron Disease Asspsiation) は英国で活動するイングランド、ウェールズ、北アイルランドで MND を患っている人々やその影響を受ける人々に対するケア、研究、キャンペーンへのアクセスの改善に重点を置いています。

MND(運動神経疾患)には以下の疾患が含まれます。

– ALS 筋萎縮性側索硬化症

– PBP 球麻痺発症型MNDまたは進行性球麻痺

– PMA 進行性筋萎縮症

– PLS 原発性側索硬化症

– SBMA 球脊髄性筋萎縮症 ケネディ病

参考になるURL:

2024/8/27 報告者 永澤 清 P-ALS

2024/9/3 改訂

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